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創作SF小説「銀河大戦」 第4シリーズ 好評連載中!
銀河大戦シリーズ集大成となる第3作品目「銀河世紀」連載開始!
現在、多忙につき、更新および返事が遅くなります!
DATE:
2008/07/20(日) 17:07
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第46話 明日への出航
ハヤトたちスターフォースは、民間人のハイデビロン人、メアリー・グッドウィルを連れて火星の銀河連邦軍基地に帰還していた。スターフォースとメアリーはアンナ司令官に司令室に呼び出された。そこには、メフィストス准将とダイスケの弟のケンジ・ゴトー、女性型のアンドロイドも招集されていた。
ハヤトが司令室に入室するなり、ケンジがハヤトに声をかけてきた。
ケンジ「ハヤト先輩、お久しぶりです」
ハヤト「お前は……ダイスケの弟のケンジか?」
ケンジ「はい、俺も兄と同じパイロットになったんですよ」
ハヤト「そうか、おめでとう」
ハヤトの心の中は複雑であった。ライバルであったケンジの兄のダイスケを戦場で失ったとはいえ、自分だけが生き延びていることを思い、また、彼も兄と同じ道を歩み始めたことが複雑に絡み合い、運命の厳しさを感じずにはいられなかった。
アンナ司令官「はい、それじゃ、ここに集まった皆に、これからの作戦をメフィストス提督から説明してもらいます」「メフィストス提督には、銀河連邦の外交官および新型宇宙戦艦アグライア号の艦長として、ハヤト、あなたたちと共にペガサス銀河に同行してもらいます」
メフィストス「ダイダロスゼノン号のスターフォース・チームは、すでにペガサス銀河へ派遣されることが決まっていたが、ペガサス銀河までの距離はかなりあり、その途中でも何が起こるかもわからない」「更に、我々の母惑星アルマーズでは、保守派と改革派の戦争が拡大していることも予想される」「したがって、スターフォースのみを派遣するのは非常に危険だと幕僚議会は判断し、新チームを結成し派遣することが決まった」
ハヤト「そうか……それで、ケンジが」
ケンジ「そういうことで、先輩、よろしく!」
メフィストス「新チーム・ペガサスフォース隊長ケンジ・ゴトー、メアリー・グッドウィル、そして、ウラヌス、以上3名がメンバーだ」
アンナ司令官「惑星アルマーズを救うことができるのは、あなたたちスターフォースとペガサスフォースに託されてるわ」「ハヤト、この子たちは優秀な私の教え子だけど、実際の戦場での経験は浅いわ。だから、頼んだわよ」
ハヤト「はい、わかりました」
ケンジ「アンナ教官、俺たちは保護者付きなんですか?そんな……」
アンナ「たしかに、あなたのパイロットとしての腕は、兄のダイスケ以上のものがあるわ。だけど、あなたは士官学校以来の問題児だわ!」
ケンジ「実際、トップガンは俺なんだし、一番優秀だから選ばれたんでしょう?」
アンナ「いえ、あなたのように軍の規律に違反ばっかりしてるような人は、ここには置いときたくないからよ。あなたには厳しい精神鍛錬が必要だから……」
ハヤト「ま、かわいい子には旅をさせよ。ってね」
ケンジ「先輩〜」
そこにいた皆は、大笑いした。そのことで、皆の緊張は少し和らいでいた。
それから、ハヤトとケンジたちは、すぐに火星の銀河連邦軍基地を出発した。
アグライア号艦内
ケンジ「艦長、そろそろ太陽系を離脱します」
メフィストス「それじゃ、ハイデビロンと銀河連邦が共同開発した新しいジャンプ・ドライブ航法とやらを試してみようか」
ケンジ「了解」「ウラヌス、アグライア号のニューロネットワークにシンクロし、タキオン粒子散布開始、粒子濃度をレベル2に設定し、亜空間ワームホールの座標点をへびつかい座のラス・アルハゲα星にセット」
ウラヌス「セット完了しました」
メフィストス「このジャンプ・ドライブ航法では、我々の肉体が一時活動を停止する。その間は、ウラヌスしか動くことができない」
ケンジ「メアリー、心配しなくても大丈夫だよ」
メアリー「ん……」
ウラヌス「ホールド開始します」
通常のワープ航法でペガサス銀河に到着するには3億光年も用する。ワープ航法は、星間物質の分子間力を利用した航法で、光の速さをレベル1とし、レベル10まで速度を上げることができるが、これがこの航法での限界速度でもあった。そこで、新たにジャンプ・ドライブ航法が考案された。この航法は、宇宙空間に点在するワームホールを利用する航法で、人工的にブラックホールを作りだし、ダークマター間の斥力を使い、時空間をジャンプして目的の座標点(ワームホール)に到達する航法である。
アグライア号は、ワームホールを抜け出し、20万光年の距離を一瞬にしてジャンプして来た。この新しいジャンプ・ドライブ航法は無事に成功したが、出現と同時にサルページ船と思われる3隻の船に鹵獲されてしまった。ケンジたちの乗ったアグライア号は、彼らアンノウンの異星人の惑星と思われるバーナード星に連行されてしまった。
ペガサス銀河の惑星アルマーズ救出のために派遣された新特務隊ペガサスフォースは、新しいジャンプ・ドライブ航法を成功させたが、彼らの待ち受けていたものは、未知の生命体との遭遇であった。彼らは、いったいどうでなるのであろうか……
つづく
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