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創作SF小説「銀河大戦」 第4シリーズ 好評連載中!
銀河大戦シリーズ集大成となる第3作品目「銀河世紀」連載開始!
現在、多忙につき、更新および返事が遅くなります!
DATE:
2008/08/28(木) 16:32
CATEGORY:
第15話 禁断の楽園
ハイデビロン帝国地球侵略要塞司令室
神官シルビア「アルトゥール将軍、楽園(パラダイス)作戦の進行状況はどうだ?」
アルトゥール将軍「もちろん、完璧でございます」「陛下の人間の心理を突く作戦は、みごとに効を奏しております」
シルビア「うむ、人間というものは、欲がないものはいないし、欲によって支配されるものもいるからな」「その欲求を満たすならば、何でもするのが人間の性だ」
バラキーム大佐「さらに、地上のパラダイスの設置を増やしております故、人間の感覚が麻痺し堕落するのも時間の問題でしょう」
シルビア「しかし、決して油断してはならんぞ」
バラキーム「ははっ、御意に」
ハイデビロン帝国は、地上のあらゆるところにパラダイスを建設していった。そこに、欲求を満たすために来た人々は、ネガティブ思考を持つようになり、廃人と化していった。何でも人の願いを叶えてくれるパラダイスに誘い込まれたら最後、その人は、もう帰らぬ人となっていた。
そのころ、スターフォースは、ある一ヶ所のパラダイスに潜入調査をしていた。
トミー「こんな都会のど真中に、こんな森があるなんて」
ハヤト「ガイア、どうだ?何か反応はあるか?」
ガイア「はい、キャプテン。実に不可解です」「全方向に数キロにわたって地下振動があります」
ハヤト「地下水か?マグマかな?」
ガイア「いいえ、確証はありませんが、人工的なもので、規則的に振動しています」「もう少し、詳しく調査してみますが」
ハヤト「もう少し、奥に進んでみよう」
彼らは、しばらく歩いていき、そのパラダイスの中央に到達した。そこでは、多くの人々が笑い、食事をしたり、遊んだりしていた。
ハヤト「どういうことだ?これは?」
トミー「なんか楽しそうだね?」
若くて美しい女性が、彼らのところに近づいてきた。そして、花輪のベールを彼らの首にかけ、
女性「ようこそ。パラダイスへ」「どうぞ、こちらに」
そう言って、彼女は二人を席に案内した。
ウェイトレス「何か、お飲物はいかがですか?」
トミー「うひょー」「至れり尽くせりだね」
ハヤト「いいえ、結構です」
ハヤトは、隣に座っている女性に話しかけた。
ハヤト「ここは、いつできたんだ?」
女性「最近、オープンしたばかりですよ」
ハヤト「それにしては、良く繁盛してるな・・・」
女性「ええ、ここはパラダイスですから・・・」
そう言うと、その女性は、ほくそ笑み、周りの人間は、すべて兵士ゴリアテに変態した。その女性は、なんとバラキーム大佐の変装だったのだ。
バラキーム「引っかかったわね」「これで、貴様らも袋のネズミよ」
ハヤト「何?すべて、俺たちを誘い込むための罠だったのか」
トミー「みんな、化け物だったとはね・・・」
と、その時、ガイアからの通信、
ガイア「キャプテン、このパラダイスは機械獣です」「我々は、機械獣の腹の中にいます」
ハヤト「なるほど、それがパラダイスの正体か?」「ガイア、ここから出る方法はあるか?」
ガイア「おそらく、内部からの破壊を試みてみます」
トミー「これじゃあ、腹の虫がおさまらないよ」
ハヤトは、リスト通信機で「リサ、バトルスーツの転送」「それから、フェニックスファイターも」
トミー「それじゃあ、おもいっきり、暴れますか・・・」
ハヤトは、バラキームと剣で格闘し、トミーは暴れ回って、ゴリアテを次々に破壊していく。しばらく、戦闘が続いて、ガイアからハヤトに通信があった。
ガイア「キャプテン、機械獣の幻想制御プログラム装置を破壊しました」「もう、これで外に出られるはずです」
ハヤト「よくやった。GJ!」「よし、トミー、出るぞ!」
トミーは、手に持っていたガンにコバルト弾のカートリッジを装着して、前方の壁に向かって発射した。大きな爆発音と共に、壁に穴が開き、そこから二人は脱出した。
ハヤトは、飛んできたフェニックスに飛び乗り、
ハヤト「よし、一気にケリをつけてやるぜ!」
ニュートリノレーザービームで、機械獣を攻撃し、更に、プラストミサイルを連射した。
ハヤト「オールレンジガンマドライバー!」
雷に包まれたフェニックスは、機械獣に突っ込んでいき体当りし、機械獣は、木端微塵に爆発炎上した。
トミー「とんだパラダイスだったね?」
ハヤト「園の中央には、毒があるってね」
ガイア「でも、惑わされたのは、人間の性ですか?」
トミー「反論できないね」「あははは・・・」
つづく
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