Information
かえるの王子様の公式サイトへようこそ!
創作SF小説「銀河大戦」 第4シリーズ 好評連載中!
銀河大戦シリーズ集大成となる第3作品目「銀河世紀」連載開始!
現在、多忙につき、更新および返事が遅くなります!
DATE:
2008/08/28(木) 16:31
CATEGORY:
第12話 食人花ジゴク草
アトランティック連邦地域のベネルクス王国は、多種の花を栽培している花の王国である。その国で最近、若い女性ばかりが消えてしまうという奇妙な事件が起きていた。そこで、ハヤトとトミー、リサの3人は、ベネルクス王国の首都マースリヒトで調査をしていた。
ハイデビロン帝国地球戦略要塞司令室
シュルキーレフ将軍「チェムラヒム、『花の地獄化計画』は順調に進んでいるか?」
チェムラヒム大佐「将軍、食人植物ジコク草の種を世界一の花の王国に撒き繁殖させました」「この計画は、あたしにまかせとけば安心だわよ」「それよりも将軍、あたしに何か・・・?」
シュルキーレフ将軍「いや、何もない(汗)」「おまえに、任せる」
一方、ハヤトたちは食人花の噂を聞き、王立植物園で調査をしていた。その花は、人々に『ジゴク草』と呼ばれ、恐れられていた。
トミー「それにしても、若い女性ばかりを、この花が?」「どういうこと?」
リサ「そうね。何か裏があるんじゃないかしら?」「ここは、私が囮になって・・・」
ハヤト「リサ、危険すぎる」
トミー「ハヤトの言うとおりだよ」「どうして?」
リサ「私に名案があるのよ」「うふっ・・・」
ある夜、リサは囮となって雨の中にバイクを走らせていたが、リサはジゴク草に飲み込まれてしまった。被害が拡大しているので、ジンダイジ博士は、ジゴク草を焼き払うように指示する。しかし、その花の中にはリサがまだ居たのである。
ハヤトは、フェニックスファイターでジゴク草を焼き払ったものの、胞子が太陽から身を隠すようにマースリヒト市の下水道で成長していた。ハヤトはリサを見殺しにしたと後悔し、メンバーの心は引き裂かれていた。そんな時、アンナ艦長に渇を入れられたハヤト。
アンナ艦長「ハヤト、リサは簡単には死ぬような人ではないわ」「あなたが、しっかりしないでどうするの?」
ハヤト「しかし・・・」
しばらくの沈黙があり、コールサインが鳴る。
ガイア「艦長、街に機械獣が出現し暴れていると入電」
アンナ艦長「ハヤト、出動よ!」「彼女は、絶対に生きてるわ」「信じて、連絡を待つのよ」
ハヤト「ラジャー!」と元気なさそうに出動した。
しかし、リサが生きていることを信じて、スターフォースは街に向かって行った。
街では、チェムラヒム大佐の率いる軍団と機械獣パルガターンが暴れていた。一気に攻勢をしかけ、この地域を攻略しようという作戦だ。
チェムラヒム大佐「いらっしゃい〜♪スターフォース」「あたしが、楽しませて、あ・げ・る!」「じゃあ、いくわよ!」
と言って、スターフォースに攻撃を仕掛けてきた。
スターフォースは、マシンを変形させて応戦する。戦いながらも、ハヤトはリサのことが気がかりで頭から離れなかった。と、その時、リサからハヤトに入電。
リサ「ハヤト、私は無事よ」
ハヤト「よかった・・・」
リサ「ジゴク草は、それ自体がバイオロボットだったのよ」「私は、わざとジゴク草に飲み込まれたの」「で、溶かされる前に、弱点を発見したわ」
ハヤト「そうだったのか」「俺は・・・すまない」
リサ「そんなことより、そこにいる植物機械獣もだけど、超音波が弱点よ」「私の言う周波数にチャンネルをセットして、トラクタービームで照射して!」
ハヤト「了解!」「トミー、リサの通信、聞いてたよな?」
トミー「ああ、もちろん」「俺は信じてたけどね」
ハヤト「お前のシャークのソナーシステムで、超音波を機械獣に照射してくれ」
トミー「OK!」「ソナーシステム照射!」
機械獣が散乱しているジゴク草の胞子が止まった。また、周辺のジゴク草が枯れていった。
ハヤト「トミー、ダイスケ、超重合体だ!」
ゴッドカイザーに超重合体し、ビッグバンキャノンで機械獣およびドクト、トンへを焼き払った。
チェムラヒム大佐「ここまでだわね。まあ、いいわ」「また遊んであげるわ。おぼえてらっしゃい」
と言うと、戦場を離脱していった。
リサの命懸けの行動で、食人花ジゴク草は全て破壊され、飲み込まれていた若い女性たちも無事に救出された。
リサ「乙女の力を甘く見るんじゃないわよ!」
トミー「さすがです。リサさん」
ハヤト「・・・」
ハヤトは、もう二度と仲間を見捨てないことを心に誓うのであった。
つづく
コメントの投稿