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創作SF小説「銀河大戦」 第4シリーズ 好評連載中!
銀河大戦シリーズ集大成となる第3作品目「銀河世紀」連載開始!
現在、多忙につき、更新および返事が遅くなります!
DATE:
2008/08/28(木) 16:22
CATEGORY:
第2話 惑星シオン
ハイスクールの特別学習で、土星に調査に行ったナオト、メグミ、アミカ、キョースケの四人は、土星の外リングに入った際、衛星の磁場変動による気流に巻き込まれ、突如出現したブラックホールに吸い込まれてしまった。
ブラックホールによって、どこかに飛ばされた宇宙船の中で四人は気絶していた。メグミのペットの子犬のロボット『ローリィ』が、メグミを心配して、吠えながら小突いている。それに気づいたメグミ。
メグミ「あれ、ローリィ」「私たち・・・ここは?」「あ、ナオト起きて!」
ナオト「んんん・・・メグミ」
アミカもキョースケも起きて気が付いた。
キョースケ「どうやら、俺たちは、どこかに飛ばされたようだな」
アミカ「そのようね」
キョースケ「アミカ、現在地を確認してくれるか?」
アミカ「わかったわ」
メグミ「モニターに地球が見えるわ!」「青くてきれい!」
ナオト「地球・・・」「俺たち、地球に飛ばされたのか?」
アミカ「ちょっと待って」
キョースケ「どうした?」
アミカ「航宙ナビによると、太陽系から230万光年離れたアンドロメダ銀河を表示してるわ」「おかしいわね・・・」
キョースケ「ナビが壊れてるんじゃないのか?」
メグミ「そうよ。あれは地球よ」
ナオト「ん・・・そうかな・・・そうだといいけど」
キョースケ「船の損害状況だけど、通信機とワープ推進機の制御ボードがやられたようだ」「でも、地球に行けば、部品が手に入るし、すぐに修理もできる」
アミカ「そうね。とりあえず、地球に行きましょう」
彼らは、通信機が故障のため利用できないので、SOSコールを発信し、地上の森の中に不時着した。
ナオト「さてと、スペース・レスキューが来るまで、時間があるから、久しぶりに地球を散歩しますか・・・」
メグミ「ナオト、私も一緒に行くわ」「アミカちゃんもどう?」
アミカ「そうね。ここに居ても退屈だし・・・」
アミカは、キョースケの方に目線を向けて合図し、
キョースケ「わかったよ。俺も行くよ」
宇宙船の外に出た四人は、森の中をしばらく歩き、きれいな湖を発見した。
メグミ「わあ、きれい」「見てよ。ナオト」
ナオト「湖だね」
アミカ「地球の湖は、人工じゃないからきれいね」
キョースケ「ふん・・・」
メグミ「ナオト、湖に行ってみようよ」
ナオト「いいよ」
子犬ロボットのローリィが、先に走って行き、吠えながら、彼らが来るのを待っている。メグミとナオトは、湖の方に走って行った。
すると、その湖の辺の野原で、花を摘んでいる一人の少女がいた。その少女は、かわいい民族衣装を来ていた。そこで、メグミは、その少女に話しかけた。
メグミ「こんにちは。お嬢さん」
その少女は、驚き黙ったまま、怯えている様子だ。
メグミ「あれ?私の言葉、わかんないのかな?」
何かがおかしいことに気づいたナオトは、宇宙語翻訳機を耳に付けた。そして、その少女に話しかけた。
ナオト「ごめんね。いきなり脅かして」「怪しい者じゃないよ。僕の名前は、ナオト。よろしくね!」「君は?」
少女「う、うん。ちょっとビックリしたけど」「私の名前は、イシュタル」「あなた達、マルデューク帝国の人?」
ナオト「いや、僕たちは、太陽系の銀河連邦から来た地球人だよ」「ここの惑星の名前は何ていうの?」
イシュタル「地球人?ここは『シオン』という惑星よ」「そして、この国の名前は『へブロン王国』よ」
ナオト「やはり、そうか」「どこか銀河の果てに飛ばされたようだ」
メグミ「どうしたの?ナオト」
ナオト「ここは、地球ではないよ」
メグミ「えええ!どういうこと?」
後から駆けつけてきたアミカとキョースケも、その事実を聞き、驚きを隠せないでいた。
アミカ「じゃあ、ここはどこなの?」
ナオト「この惑星の名は『シオン』、この国の名は『へブロン王国』だってさ」
キョースケ「ナビは正確だったってことか・・・」「ということは、SOSコール信号を出しても、誰も救助には来てくれないな」
アミカ「どうするのよ?」「ワープ推進制御ボードも壊れているのよ。どうやって帰ればいいのよ!」
アミカは、あまりの衝撃的事実に取り乱していた。
メグミ「アミカちゃん、大丈夫よ」「ナオトは、電子工作は昔から得意なの」「このローリィだって、小学生の時に作ってくれたんだよ」「ナオトが、なんとかしてくれるよ。ね?」
ナオト「うん、でも、修理には時間がかかるし、ボードの配線が切れていると思うから、純金を探さないといけない」
メグミ、アミカ「やっぱり、無責任ね!」
ナオトたち四人は、ブラックホールによって、銀河の果ての惑星シオンに飛ばされていた。この惑星の最初に遭遇した住人の少女、イシュタル。誰も助けに来てくれない、この銀河の果ての惑星で、これから彼らは、どうするのだろうか?彼らは、自分達の故郷の銀河に帰ることができるのだろうか?
つづく
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